北三陸の外洋へ漕ぎ出そう!三陸の海の魅力を伝える北三陸OUTDOORS

知ってましたか?実は北三陸の海って、海のアルプスとも呼ばれるシーカヤックのオススメスポットなんです。今回はその海を「体験の一歩先へ」をテーマとして北東北で活動を行われている北三陸OUTDOORSの大津貴規さんにガイディングをしてもらいながらシーカヤック体験をしてきました!

目次

体験は岩手県普代村のまついそ公園

体験の場所は岩手県普代村にあるまついそ公園。トイレや東屋といった設備も整備されています。

まずは漁港内で練習

久しぶりのシーカヤックに緊張気味の筆者

陸上でライフジャケットを装着し、シーカヤックに乗る上での注意点、パドルの持ち方、動かし方を教えてもらい、まずは漁港内で簡単にカヤックの動かし方のレクチャーを受けます。

漁港内は外洋に比べて波が穏やかなので、艇の動かし方を練習するにはもってこい。

艇の前進、バック、小さな円でカヤックを回転させる方法等、一通り学んで準備万端です。

いよいよ外洋へ

消波ブロックの先の外洋へ

漁港から外洋へと漕ぎ出す先で、あまり近づかないでと言われたのが消波ブロック。

なんでも、消波ブロックの近くは波の動きが複雑でカヤックもひっくり返ってしまう可能性があるのだとか。

出来るだけ消波ブロックには近づかないようにカヤックを操作し、外洋へ。

前日に雨が降っていたため、海も荒れているかな?と思いましたが予想よりも波はおだやかと、ガイドの大津さん。

波が高いときは催行中止になってしまうこともあるらしいので、ラッキーでした。

外洋から見えるのは広々とした海

外洋をシーカヤックで進むことの魅力の一つが、どこまでも広々とした海の中を漕げることだと、大津さんは言います。

カヤックという現代の道具を用いながら、自然の中に自分の身だけで飛び込むのは、少しの恐怖を感じますが、それと同時に開放感も感じる不思議な感覚。

昔の人達が外洋へと漁をしに行くときは同じような気持ちになったのだろうかと思いました。

写真右には、三陸復興道路、三陸鉄道、国道45号線の橋が3つ並んでいる

カヤックの進路上に、大きな橋が現れます。安家大橋と呼ばれる橋で、三陸復興道路、ローカル線の三陸鉄道、国道45号線用の橋がそれぞれ架かっています。

この橋から見下ろす景色は景勝スポットとされていて、中でも地元ローカル線、三陸鉄道に乗って海を見下ろす風景が有名です。

今回は筆者の時間の都合で橋の近くまでは行きませんでしたが、時間に余裕がある方、ぜひチャレンジしてみてください!

あっという間に体験の時間が過ぎたシーカヤック。筆者は普段三陸に暮らしていますが、日常では見れない景色を満喫することが出来た特別な体験でした。

詳細情報(申し込み・問い合わせ先)

■団体名:北三陸OUTDOORS
■WEB:https://kitasan-outdoors.com/
■電話番号:080-5226-2108 (9:00~18:00)
※普代村でのシーカヤック体験は例年9月中旬ごろまでとなります。他、地域でもカヤック体験を実施されているため、北三陸OUTDOORSのHPをご確認ください。
※記事情報については取材当時のものとなります。現在の情報と異なる場合がありますので、予めご了承願います。

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この記事を書いた人

マーシー マーシー TOLM編集部

”東北のアウトドアの魅力を発信したい!”とノリと勢いだけでTOLM(東北アウトドアライフスタイルマガジン)を立ち上げた張本人。
広大な東北の地でアウトドアな生活を行っている人達に出会いに行くべく、日々車を走らせている。

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