路線から眺める風景が気持ち良い、岩泉線レールバイク

普段は入っていけないところに行くって、何だかドキドキ、ワクワクしませんか?それが出来るのが、岩手県宮古市にある、平成24年に廃線となったJR岩泉線の旧和井内駅から旧中里駅の片道3キロをレール上に設置されたレールを走ることが出来るレールバイクです。

目次

岩泉線レールバイクはどこで楽しめる?

岩泉線レールバイクは、岩手県宮古市の和井内という場所にあります。グーグルマップやYahoo!マップ等の地図アプリで場所が確認出来るので迷うことはないかと思います。

ただし、公共交通機関のアクセスは悪いため、自家用車かレンタカーで訪れることをお勧めします。

岩泉線レールバイクへのアクセス:東北自動車道「盛岡南IC」から車で約110分。宮古盛岡横断道路「手代森IC」~「茂市出入口」を出る→国道106号→国道340号岩泉方面→旧岩手和井内駅(国道340号沿い)

岩泉線レールバイクはどんな楽しみ方が出来る?

岩泉線レールバイクは、廃線となった線路の上を、レールバイクという乗り物に乗って移動します。片道3キロ。往復で6キロの道のりとなっており、道中は、四季折々の自然を眺めながら走ることが出来ます。

レールバイクの大まかなイメージは下記のyoutubeに投稿されている宮古市が投稿している動画わかりやすいです。

実際に乗るレールバイクはこれだ!

レールバイクは、見た目の通り、自転車を漕ぐようにして進んでいきます。行きはやや下り、帰りはやや登りになっています。レールバイクは電動アシストがついている為、実際に体験してみて、結構楽に漕ぐことが出来ました。

アシストの強弱を設定できるため、お好みで

レールバイクには物を置くことが出来るカゴもあるため、レールバイクを漕ぐ際に邪魔になる荷物を置いたり、喉が渇いた時に飲めるようにペットボトルを置いたりと結構便利。

カゴにはバックがそのまま入るくらいの大きさがある

レールバイク体験の流れ

【事前予約】
レールバイクの体験は、基本的に事前の予約が必要です。予約問い合わせについては、公式のホームページをご確認ください。(該当ページはこちら

【当日】
駐車場の位置がややわかりにくいです。看板でレールバイク駐車場入口と書かれているところから、駐車場に入っていくのですが、こちらの道がコンクリートで舗装されていないため、一瞬入り口を間違った?と思ってしまうかもしれませんが、大丈夫です!そのまま下の画像にある建物まで進んでください。

駐車場に車を停めた後は、建物の中で出発前の受付を行います(ここで体験料金も支払います)

手続きを行った後は、自転車のサドルの位置を調整します。

出発時、先導車が先に進んでいるため、体験時に何かトラブルが生じた時は伝えましょう。

スタートして、自転車を漕ぎ始めると振動が両手に伝わってきます。たまにガタン、ゴトンと音がなり、まるで列車に乗っているような感覚になります。

両手でずっとハンドルを握っていると、手が振動で疲れるため、たまに手を離してぶらぶらとさせるのも良いと思います。通常の自転車と違って、ハンドルを握っていなくてもバランスが崩れることはないため、ご安心を。

レールバイクの線路周りの景色はまさに、田舎の原風景といった感じ。体験するシーズンによって様々な景色を楽しませてくれそうです。

筆者が体験した時には桜、カタクリといった春の植物たちを線路から見ることが出来ました。線路の周りの木々たちは葉っぱが落ちているものも多く、それを見ると広葉樹が多い場所のようです。

広葉樹が多いので、秋の時期には紅葉も楽しそう!線路の近くには田んぼらしきところもあり、もしかしたら稲穂が風に揺れる景色なども見ることも出来るかもしれません。

また、秋だけではなく、新緑の季節は周囲の木々が深い緑を見せてくれそうなので、そちらも期待大。

シーズンを変えて訪れてみるのも楽しそうです。

岩泉線レールバイク
WEB:https://iwaizumisen-railbike.org
住所:〒028-2105 岩手県宮古市和井内第21地割18−1

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この記事を書いた人

マーシー マーシー TOLM編集部

”東北のアウトドアの魅力を発信したい!”とノリと勢いだけでTOLM(東北アウトドアライフスタイルマガジン)を立ち上げた張本人。
広大な東北の地でアウトドアな生活を行っている人達に出会いに行くべく、日々車を走らせている。

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