東北アウトドアライフスタイルマガジンでは、東北の自然豊かなフィールドを拠点として活動をされている方々をご紹介していますが、今回の記事では、現在ではなく過去にスポットを当て、東北の自然が生み出してきたアウトドアに関連する偉人の記録を後世に伝える施設をご紹介します。
白瀬南極探検隊記念館
皆さんは、秋田県にかほ市にある白瀬南極探検隊記念館をご存知でしょうか?
白瀬南極探検隊記念館は、明治45年(1912)、日本人で初めて南極探検に成功した秋田県にかほ市金浦出身の白瀬矗(しらせのぶ)中尉とその仲間たちの冒険ドラマを後世へと伝える記念館です。
館内は、様々なテーマでエリアが設置されており、「プロローグゾーン」「白瀬矗と南極探検隊ゾーン」「白瀬の夢を継ぐゾーン」「雪上車展示ゾーン」といったものがあるほか、中々見ることが出来ない映像も放映しています。
個人的に特にお気に入りだったのは、南極の氷を触ることが出来るコーナー。普通の氷と南極の氷の触りごごちが予想以上に違っていて、驚きでした。何か、南極の氷はすごく手触りが良く、いつまでも触っていたい気持ちになります。中々、南極の氷に触れる機会も無いと思うので、訪れた方は見逃さず体験してみてください♪
館内の展示で、さらに南極のこと、白瀬中尉のことが知りたくなった方には、売店で色々な関連書籍も販売されているので、そちらを購入してみるのも良いと思います。
白瀬南極探検隊記念館のある秋田県にかほ市は、以前ご紹介した元滝伏流水や奈曽の白滝もあり、車で20分〜30分程度の距離感なので記念館とセットで楽しんでみるのもお勧めです。
それでは良い旅を!
白瀬南極探検隊記念館
住所:秋田県にかほ市黒川字岩潟15−3
TEL:0184-38-3765
休館日:毎週月曜日、年末・年始(12月29日〜1月3日)
HP:https://shirase-kinenkan.jp
X:https://twitter.com/ShiraseMuseum