日本三大鍾乳洞の龍泉洞に一番近いキャンプ場、龍泉洞青少年旅行村

日本三大鍾乳洞として有名な龍泉洞がある岩手県岩泉町。その龍泉洞から1キロも無い場所に森や山に囲まれたキャンプ場、龍泉洞青少年旅行村があります。このキャンプ場では2023年の春シーズンに向けて様々な取り組みを始めているということで、冬の時点での現地の様子をレポートします。

目次

龍泉洞青少年旅行村はどこにある?

龍泉洞青少年旅行村は岩手県の盛岡駅から約2時間ほどの場所に位置しています。

龍泉洞青少年旅行村の施設

それでは龍泉洞青少年旅行村の施設や場内の様子をご紹介していきます。

施設を現在、龍泉洞青少年旅行村の管理を行なっている岩泉町地域おこし協力隊の大山さんにご案内いただきました。(東北アウトドアライフスタイルマガジンで大山さんを取り上げた前回の取材記事はこちら

管理棟

上記写真がキャンプ場での受付などを行う管理棟になります。現状では、受付の機能のみとなっているそうですが、今後はキャンプ用品の貸し出しなども実施予定とのこと。

シャワーハウス

管理棟の隣にはシャワーハウスがあります。

場内炊事場外観

場内には炊事場が2棟。どちらも年月は感じる古さはあるものの、きちんと掃除が行き届いています。

炊事場
野外炉
キャンプフィールド

訪れた時は冬のタイミング。広葉樹の葉が落ちていました。写真からもわかるように場内は多くの広葉樹があり、新緑の時期には緑豊かな木々に囲まれたフィールドになりそうです。

キャンプフィールド奥側

場内の奥側はやや斜面となっており、管理棟を見下ろすような小高い丘になっています。静かにキャンプをしたい方などにオススメかも。

テニスコート

テニスコートが2面ありました。現在はあまり利用がないため、今後はウッドチップを敷き詰めたドッグランコースや、スケートボードのコースとしての活用することを検討しているそう。

旅行村の入り口にはしっかりと整えられたトイレが。冬は凍結防止のため閉じられていました。

今後の取り組みについて

管理をされている大山さんは岩泉町にて特殊伐採と呼ばれる林業の分野にも取り組んでおり、そうした活動から龍泉洞青少年キャンプ場では、木々の間伐で出たものを薪としてキャンパーに利用してもらう計画も検討中。キャンプ好きな方が焚き火などを楽しめる環境づくりをしたいそうです。そのため、今後可能であれば直火での焚き火もスペースを作って可能にしていきたいとのこと。いずれにしろ春以降に本格的な活動が開始するそうなので期待していきたいキャンプ場です。

また、岩泉町ではアウトドアメーカーモンベルのフレンドエリアになっている他、包括連携協定を結ぶなど、町としてもアウトドアを推進していきそうな雰囲気もあったりするので、そうした流れも注目です。

キャンプ場内にあるアカマツを間伐して出たファットウッドを燃やした様子。ゆらめく火が綺麗
スウェーデントーチに火を灯した様子。直火での焚き火スペースも場内に設置を検討中
岩泉町のシンボルの一つ、宇霊羅山を眺めながらのデイキャンプ

2023年7月の施設の様子【情報追加】

2023年7月に夏の時期の様子を撮影したので、その写真を掲載します。夏のイメージの参考に。

詳細情報

龍泉洞青少年旅行村

住所:岩手県下閉伊郡岩泉町岩泉字神成12番地
予約先:https://activityjapan.com/publish/plan/45383
※記事情報については取材当時のものとなります。現在の情報と異なる場合がありますので、予めご了承願います。

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この記事を書いた人

マーシー マーシー TOLM編集部

”東北のアウトドアの魅力を発信したい!”とノリと勢いだけでTOLM(東北アウトドアライフスタイルマガジン)を立ち上げた張本人。
広大な東北の地でアウトドアな生活を行っている人達に出会いに行くべく、日々車を走らせている。

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