渓谷の自然美を堪能する、西和賀マッドキャニオンリバートレッキング

皆さんは水のアクティビティーというとどんなものを想像しますか?SUPやカヤック、シャワークライミング、キャニオニング、ダイビング等色々ありますよね。それぞれに魅力があるかと思いますが、今回は岩手県西和賀町で行われているマッドキャニオンリバートレッキングの魅力をご紹介します。

目次

企画者は地域の自然をこよなく愛する団体、ネビラキ

今回ご紹介するマッドキャニオンリバートレッキングを開催しているのは西和賀町の地域団体ネビラキ。

ネビラキは西和賀町で西和賀のひと、自然、文化、食、歴史を新しい視点で面白がり、西和賀で生きることの豊かさを考え、外に向かってゆるかやかに開かれたふるさとづくりを目指す団体で、四季折々の魅力を伝える体験アクティビティーなどを提供しています。

ネビラキ代表の瀬川然さん

マッドキャニオンリバートレッキングは初心者大歓迎のツアー

マッドキャニオンリバートレッキングはその名の通り、廻戸川(まっとがわ)と呼ばれる渓谷が舞台。春は水の量が多くカヌーツアーが行われ、夏にかけて水深が下がると谷底を歩いて楽しむツアーが行われる場所です。

谷底を歩くと書くと、自然遊びに慣れた人しか参加出来ないような印象がありますが、廻戸川でのリバートレッキングは老夫婦から小さな子供を連れたご家族の方まで幅広く参加されているとのことで、ガイドの方の指示をしっかり聞いて行動すれば自然体験をあまりしたことが無い方でも気軽に参加することが可能です。

リバートレッキングの舞台となる廻戸川(まっとがわ)

川を遡上していくと現れた名前の無い滝。裏側に入って水を浴びる

廻戸川リバートレッキングが始まって一番初めに印象に残ったのが名前の無い滝。この滝は裏側に入ることが出来たり、滝をくぐって水を浴びたりと水を全身で感じることが出来る好スポットです。

名前が付けられていない滝。勢いよく流れている
滝を裏側から見た様子
滝を満喫した後は、廻戸川の終着点となる錦秋湖方面を目指して歩いて行く

巨樹と野草のお出迎え、水深の深いエリア

滝を見た後は来た道を戻り、廻戸川と錦秋湖が合流する地点を目指しながら歩きます。

道の途中、沢や川沿いに育つサワグルミやシロヤナギの巨樹がお出迎え。思わずその存在感に圧倒されます。また、別の場所ではツリフネソウやミゾソバなどといった可愛らしい野草が現れたり、清流の青い宝石とも呼ばれるカワセミに出会ったりと次から次へと新しいことが起こり、全く飽きさせません。

その後は廻戸川でも水深の深いエリアに到着。胸の近くまで水に浸かりながら歩きます。

9月の終わりに差し掛かった取材当日日には少々冷たさを感じましたが、7月から8月にかけては丁度良い水温の中、ライフジャケットを装着して水に流されてみたり、岩の上から水に飛び込んでみたりと様々な遊びが出来るとのことで、その時期にも訪れてみたくなりました。

サワグルミ
小さな花のミゾソバ
だんだんと水深が深くなっていくエリア
場所によっては胸のあたりまで浸かることも

水位の下がる時期にしか行けないエリアを探検!

水温が低くなる9月のリバートレッキングですが、この時期だけしか体験できないことも。この時期は錦秋湖の水位がかなり下がり、湖内に人が立てる岸辺が姿を現し、そこまで歩いて行くことが出来るようになります。

9月になると湖の水位が低くなり、錦秋湖へ歩いていける日も
錦秋湖の岸辺からJR北上線の列車を眺める

ツアー時間は約3時間。自然の中で遊ぶことが好きな方おススメです

マッドキャニオンリバートレッキングは約3時間の行程ですが、ガイドの方がぺース配分をきちんとしてくれるので疲れることなく、周りの自然を楽しみつつ川歩きを楽しむことが出来ました。

個人・団体問わず自然の中で遊ぶことが好きな方ならぜひ一度参加してみてはいかがでしょうか?

体験の後はカフェで一息

ネビラキでは自然体験ツアー以外にも、カフェを運営しています。カフェは錦秋湖の湖畔にあり眺望もばっちり!
飲食は店内とテラスでいただくことが出来ます。

体を動かしてお腹が空いた後はカフェで一息ついてみてはいかがでしょうか。

ネビラキカフェ
店内は落ち着いた雰囲気でゆっくりと時間を過ごせる(店内からは錦秋湖は見れません)
錦秋湖を眺められるテラス席

カフェの近くには温泉や土産物販売所も

ネビラキカフェの近くには、全国でも珍しい温泉付き駅舎「ほっとゆだ駅」と足湯があります。足湯は無料で利用が出来ますし、ゆっくりと温泉に浸かりたい方は日帰り料金で「ほっとゆだ駅」を利用出来るので、体験で疲れた体を癒やすにはもってこいですね。

また、「ほっとゆだ駅」の周りにはお店も並び、土産品も販売しているので興味のある方はそちらも覗いてみるのも良いかもしれません。

四季折々の自然体験が出来るネビラキ

今回ご紹介したマッドキャニオンリバートレッキングは7月下旬から9月下旬にかけて行われるツアーですが、それ以外の時期にも四季折々の体験ツアーを実施しています。興味を持った方はこちらも体験してみてはいかがでしょうか?

雪解けの水没林を巡るカヌーツアー(4月下旬~5月下旬)

雪解けの時期、木々が緑色にかわる頃に西和賀町で行われるプライベートカヌーツアー。錦秋湖に流れ込む支流、廻戸川を早朝と日中に巡るプランがあります。

ブナと桂の巨樹を巡る森林ヒーリング(6月上旬~11月上旬)

西和賀町に広がるブナや桂の森をガイド付きで歩くツアー。巨樹を巡りながら自然を楽しみます。

ブナの森から染み出す滝巡りネイチャーツアー(6月上旬~11月上旬)

西和賀町に広がるブナの森には滝が数多くあり、ツアーのコース沿いにある姫滝、白糸の滝、姥滝、爺滝、女神霊泉、岩清水、ふる滝といった滝を巡ります。

錦秋湖カンジキスノートレッキング(12月下旬~3月下旬)

冬の時期、全面結氷する錦秋湖の上にも雪が降り積もります。普段は歩けない場所をカンジキを履いて歩くツアーです。

大氷柱謁見スノートレッキング(1月下旬~2月下旬)

大寒の頃になると西和賀町では川沿いに大きな氷柱が出来ます。寒さがピークに達する時季にしか楽しめない大氷柱を目的にカンジキで歩くツアーです。

早朝の幻!「雪わたり」体験(2月下旬~3月下旬)

2月下旬から3月にかけて西和賀町で起こる現象、堅雪。太陽が昇るまでの間のみ、雪が冷えて固まった状態になるもので、カンジキを履かなくても深雪の上を歩くことが出来ます。宮沢賢治の童話「雪渡り」の世界を追体験するツアー。

ネビラキ詳細情報

【ネビラキカフェ】
【所在地】岩手県和賀郡西和賀町川尻40-57-8
【電話番号】080-5060-8790
【営業日】水曜日~日曜日
【定休日】月曜日、火曜日
【営業時間】11:00~17:00(季節変動あり)

【ネビラキ(体験ツアー)】
ツアーの空き状況、詳細確認はネビラキオフィシャルWEBサイトへ
https://www.nebiraki.world/


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この記事を書いた人

マーシー マーシー TOLM編集部

”東北のアウトドアの魅力を発信したい!”とノリと勢いだけでTOLM(東北アウトドアライフスタイルマガジン)を立ち上げた張本人。
広大な東北の地でアウトドアな生活を行っている人達に出会いに行くべく、日々車を走らせている。

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