日本一のつつじの名所。山が赤色に染まる徳仙丈山

森の中にツツジが咲くシチュエーションを楽しむなら本吉側ルート

宮城県気仙沼市の徳仙丈山は日本一のつつじの名所として名高い場所。ヤマツツジやレンゲツツジがおよそ50万本自生しています。以前知った時から一度は行ってみたいと思ったこの場所に今年行くことが出来たので、今回はツツジの最盛期の徳仙丈山の様子をレポートします。

本吉側登山道から徳仙丈山の山頂を目指す

徳仙丈山は2つの登山ルートがあります。一つは大きな駐車場がある気仙沼側ルート。もう一つが本吉側ルートです。2つのルートでの違いは山頂までのアクセスのしやすさが異なっていること。気仙沼側ルートは山頂近くまでほぼ一本道で道幅も広く、足元も凸凹が少なくとても歩きやすいルートです。また、道の両側にはツツジも多く咲いているため、観光気分で楽しむにはこちら側の登山ルートがおススメ。もう一つの本吉側ルートは気仙沼側ルートに比べ道幅が狭く、山頂までのルートもやや起伏があることから、観光気分で登るというよりは登山目的で登られる方におススメです。

お祭り広場を経由して山頂へ

本吉側駐車場からのんびり作業道ルートを30分ほど歩くとやや開けた場所のお祭り広場に到着。お祭り広場から山頂までの道は傾斜がきつく道を進んでいくといよいよ山頂です。

山頂からの眺めは悪天候でも最高

筆者が登った時は悪天候時で霧が立ち込めていましたが、それでも四方を見渡せる山頂の眺望の良さは格別。登って損は無いと思います。山頂付近は広いスペースが少ないため、休憩する際は他の登山者の邪魔にならないよう配慮が必要かも。

気仙沼側ルートの様子

時間があったため、もう一つの登山口気仙沼側ルートも確認してみることに。こちらのルートは本吉側ルートと比べると明らかに人手が多い印象を受けました。駐車場も広く、山頂までの道も歩きやすいため、多くの人は気仙沼側ルートを利用しているようです。

帰り道は尾根道ルートを散策

仙沼側ルートを確認し、意気揚々と本吉側ルートへと戻った筆者。せっかくなので登りの時とは違うコースの尾根道コースを歩いてみることに。尾根道コースは眺めの良いスポットもありますが、人気が少なく他のルートに比べ少し不安になるような場所でした。野生生物が出てもおかしくないような場所を歩くので、出来るだけ一人では歩かない方が良いと思います。

毎年ツツジに会いに来たい思える絶景の山、徳仙丈山

初めて登った徳仙丈山はとても良い山でした。満開のツツジは毎年見てみたいと思うくらいに素晴らしかったです。今回は雨模様の中を歩きましたが、機会があれば次回は晴天の中を歩いてみたいと思います

※記事情報については取材当時のものとなります。現在の情報と異なる場合がありますので、予めご了承願います。

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この記事を書いた人

マーシー マーシー TOLM編集部

”東北のアウトドアの魅力を発信したい!”とノリと勢いだけでTOLM(東北アウトドアライフスタイルマガジン)を立ち上げた張本人。
広大な東北の地でアウトドアな生活を行っている人達に出会いに行くべく、日々車を走らせている。

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