東北を代表する自然景勝地、十和田湖。その湖畔にはいくつかのキャンプ場がある。今回ご紹介する宇樽部キャンプ場はその一つだ。
宇樽部キャンプ場の特徴は、何といっても湖に近い場所にテントを張れること。
先着順ではあるが、フリーサイトの一部エリアであれば、湖を目の前に雄大な自然を楽しめる。また、フリーサイトという名称が付けられているが、車の横付けも可能で、荷物が多いキャンパーにも嬉しい。ただ、フリーサイトであるがため、明確な駐車スペースは確保されておらず、道幅もそれほど広くはないため、他の方の車の出入りが出来るスペースをきちんと確保することが求められるのでご注意を。
フリーサイトの、湖を望め、かつ地面が平らな広いスペースは人気のため、湖を間近にキャンプを楽しみたい方は、早めのチェックインをお勧めする。
もちろん、湖に面していない場所であっても、木々に囲まれた自然豊かなフィールドがあるため、個々人のスタイルに合わせてキャンプを楽しめる。
宇樽部キャンプ場はロケーションもさることながら、設備も綺麗に管理され、シャワーやトイレ、コインランドリーも完備されているので使いやすい。ソロキャンパーから大人数のキャンプでもお勧めが出来るキャンプ場だ。
夜は、天候が良ければ星空も美しい。筆者がいた場所からは空を見上げると木々の合間から星空が見えたが、木々が程よくシルエットとなって、何とも言えない良さがあった。
キャンプ場内では、焚き火台を使っての焚き火はOKのため、焚き火をしながら星を眺めるなんて贅沢も可能だ。
また、キャンプ場から見える朝日の光景もお勧め。晴れている日には少し早起きをして、キャンプ場内を散策してみるのも気持ちがいい。
今回は体験しなかったが、キャンプ場では、十和田湖を眼前に眺められるシチュエーションでのサウナや、カヌーツアーも実施している。十和田湖のアクティビティも合わせて楽しみたい方はそちらも体験してみてはいかがだろうか?
なお、宇樽部キャンプ場周辺では、日帰り温泉も充実。受付時に広いお風呂でゆっくりとお湯に浸かりたい方は利用してみても良いと思う。
ちなみに、周辺で食料品や消耗品を購入出来る場所が限られているので、キャンプ場を利用される場合は、事前の下調べをきちんとしていくことがお勧め。
宇樽部キャンプ場周辺は発荷峠第一展望休憩所などの眺望が良い場所や自然の名勝地、奥入瀬渓流もあり、キャンプと一緒に観光を楽しんでみても良いだろう。
以上、午前中からゆっくりキャンプを楽しむのもよし、十和田湖周辺の観光を楽しみながらキャンプをするのもよしの宇樽部キャンプ場のご紹介でした。
宇樽部キャンプ場
住所:〒018-5501 青森県十和田市奥瀬十和田湖畔宇樽部 国有林
HP:https://utarube-campground.booking.chillnn.com
Instagram:https://www.instagram.com/utarube_campsite/
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