以前下北半島を訪れた際、青森市森林博物館の存在を知り、一度訪れてみたいと思っていた場所です。駐車場に車を駐車して現地を訪れた時から感じる雰囲気がとても良かったので、外観や内観をご紹介していきます。
まずご覧いただきたいのが、青森市森林博物館の正面玄関の画像。この風景を見たときから、個人的に来て良かったと思いました。
すごく周囲に馴染んでいる洋館といった感じで良いんです。
公式ホームページを拝見すると、明治41年(1908)に青森大林区署(のちの青森営林局)庁舎として建設されたもので、営林局庁舎が新築される際、青森市が旧庁舎の本館部分を保存し、博物館として転用したものとのこと。
1977(昭和52)年に公開された映画「八甲田山」のロケに使われたことでも知られています。
入館して始めに出迎えてくれる展示室では、森林に棲む小動物・森の生態系・森を構成している樹木(葉・幹・根)の働きなどをわかりやすく解説してくれました。
次の展示室では、木と人との暮らしがどのように結びついてきたかを知れる内容になっていました。
2階に上がって初めの部屋では、雪とスキーという展示テーマで青森県での雪とスキーの関わりについて展示がされていました。
個人的に青森県というとヒバが連想されるのですが、そのヒバをメインに取り扱った展示室も。
ヒバの展示室の奥には映画「八甲田山」のロケに使われたことでも知られ、撮影に使われたシーンの復元展示も行われています。
順路どおりに進んでいくと、当時使われていた津軽森林鉄道について解説する展示室がありました。当時使用されたレールや写真、森林鉄道の歴史をパネル展示しているなど見応えあり。
最後の展示、森を育てることへの展示をみた後は、野外の別館に保存されている実際に下北半島の森林鉄道で活躍した機関車を見学。とても綺麗な状態で保存がされており、こちらも一見の価値ありです。
青森市内にある森林博物館。青森市を訪れた時には覗いてみるのもオススメです。
青森市森林博物館
〒038-0012 青森県青森市柳川2丁目4−37
HP:https://www.aomori-shi.shinrinhakubutsukan.jp