1年を通じて気温が15度以下!涼みながら日本有数の洞窟滝をアドベンチャー気分で楽しめる!岩手県住田町の滝観洞

皆さん、2023年の夏はどのようにお過ごしでしょうか。温暖化ではなく、酷暑化とも呼ばれる世の中、30度を超える真夏日はおろか、35度を超える猛暑日も珍しくなくなっています。そんな日が連続してくると中々外出するのも億劫になるというもの。今回はそんな暑さを一時でも忘れられる鍾乳洞探検の場所、岩手県住田町の滝観洞をご紹介します。

目次

岩手県は観光で入ることが出来る鍾乳洞が多い県

実は岩手県は他県に比べ観光で一般の方が入る事ができる鍾乳洞の数が多い県。代表的なのは日本三大鍾乳洞に数えられる龍泉洞が有名ですが、それ以外にも今回ご紹介する滝観洞や、日本一長い洞窟の安家洞、景勝地猊鼻渓に近い場所にある幽玄洞など様々な鍾乳洞があります。

今回ご紹介する滝観洞は、岩手県内陸の花巻市と沿岸の街、釜石市を結ぶ釜石自動車道にある滝観洞インターチェンジから車で2分の位置にあり、インターチェンジからすぐということもあって、迷うことなく目的地に向かうことが出来ます。

滝観洞の特徴である落差29メートルの洞窟内滝

滝観洞の最大の特徴は最奥のホールにある落差29メートルとも言われる洞窟内の滝(天の岩戸の滝)。その高さは日本有数であり、その落差を豊富な水量で落ちる滝の音は自然の雄大さを体感させてくれます。

冒険気分を更に高めたい方は、雨が振り続けた後の滝観洞を訪れてみるのもオススメ。滝の水量が増し、爆音と言っても差し支えない滝を見ることも出来ます。ただし、雨が降り続いた後の滝観洞は上部から水滴が滴り落ちてきたり、一部通路が水で浸かることもあるので、水に濡れても良い靴で行かれた方がよいと思います。

勢いよく流れ落ちる天の岩戸の滝。雨量が多いとさらに水の量が多くなる

滝観洞内はドキドキ・ワクワクのアドベンチャーパーク

滝観洞の入り口。最初の区間はかがみながら入っていく

滝観洞は観光地として行くことが出来る場所ですが、最奥にある天の岩戸の滝まではかがみながら進まなければ行けない場所もあります。

受付では頭を保護する目的のヘルメットを貸してくれるので必ず装着したままで洞窟内を進みましょう。

ちなみに入り口から洞窟最奥の天の岩戸の滝までは約800メートルの距離があり、往復で1時間弱ほどの行程です。

洞窟内の道は観光用に整備はされているものの、自然の形を出来るだけ生かしたままになっているため、道中には滑りやすい場所もあり、靴は運動靴などの動きやすいもの、服装も汚れても問題がないもので訪れた方がより滝観洞をアドベンチャー気分で楽しめます。

道中手すりが設置されているところは遠慮なく使っていくのが◯

滝観洞のもう一つの特徴は洞窟内を水が流れていること。鍾乳洞は雨水によって長い時間をかけて削られていくため、今もなお少しずつ形を変える、生きている鍾乳洞なのです。

鍾乳洞内を流れる川を渡る場所もある
上から滴る水によって削られている穴。長い年月をかげてさらに削られていく

また、滝観洞内にはウミユリの化石を見れるスポットもあります。ウミユリの化石の形などは洞窟内の看板の説明文を見るとわかりやすいです。洞窟内を歩いているとどうしても正面だけを向いて歩きがちですが、化石スポットでは壁面にも注目していくとより面白しさが増します。

なお、ウミユリの化石のお話や滝観洞のことをもっと詳しく知りたい方はガイド付きの滝観洞体験も可能です。(https://www.jalan.net/kankou/spt_03441ab2070129464/activity_plan/?screenId=OUW3701
https://sanrikutours.com/tour/1079-2/

日常から非日常へ。アドベンチャー気分を楽しみたい方へオススメする滝観洞

今回、ご紹介した滝観洞は一年を通じて気温が一定のため、屋外と比べ夏は涼しく、冬は温かい場所になります。

夏には涼しみながら、冬には温まりながらアドベンチャー気分を楽しみたい方はぜひ訪れてみてください。

【滝観洞】
住所:〒029-2501 岩手県気仙郡住田町上有住土倉298−81
HP:https://rokando.sumita-gayagaya.jp/?fbclid=IwAR0YXbLiqe2ed39RHzRKqsneeHo9r2X5Pr4yW0CaYvmdt1lYgged3IMI-jg
Facebook:https://www.facebook.com/roukando/?locale=ja_JP
Instagram:https://www.instagram.com/ro_kan_do/

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この記事を書いた人

マーシー マーシー TOLM編集部

”東北のアウトドアの魅力を発信したい!”とノリと勢いだけでTOLM(東北アウトドアライフスタイルマガジン)を立ち上げた張本人。
広大な東北の地でアウトドアな生活を行っている人達に出会いに行くべく、日々車を走らせている。

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