クラフトマンシップを感じるクラフトビール&アウトドアギアのセレクトショップ、Sanka

盛岡市内にある標高340.5メートル、小高い山の上にある岩山公園は盛岡市の街並みや、岩手山、八幡平の奥羽山系、姫神山、早池峰山の北上山系までを一望できる場所で、車で行くことも可能な利便性や登山路コース・探鳥路も整備されていることも相まって、市民に愛されている景観地です。

その岩山公園からほど近い場所に2023年7月にオープンしたのがアウトドア&クラフトビールのセレクトショップSanka。

Sankaはクラフトビール醸造所や酒の小売店に勤めていた店主の海老名勝文さんの経験を生かしたクラフトビールの品揃えや購入したビールを店内でそのままいただける角打ちスタイルを採用しているのが特徴。

それまで盛岡市内にクラフトビールの専門店がなかったことや、クラフトビールについてわからないことがあれば丁寧に説明を行ってくれる対応が好評を呼び、開業から多くの方々が訪れる場所になっています。

店内に陳列されているクラフトビールの一部
国内外から取り寄せたクラフトビールの数々にそれぞれ商品説明が添えられており、わかりやすい

そんなクラフトビール好きが高じてクラフトビール専門店を立ち上げた海老名さんはクラフトビールだけではなく、アウトドア好きな一面も。

店内にはクラフトビールだけではなく、海老名さんがワクワクするものという基準を持って揃えたクラフトマンシップを感じられるガレージブランドがずらりと並んでいます。

クラフトビールとアウトドアをこよなく愛する海老名さんはSankaの開業場所についてもこだわりを見せます。

Sankaを盛岡市内のどの場所で開こうかと考えた時、盛岡市内で気軽に自然を楽しめる岩山公園の近くにオープンさせたいと思ったそう。

その発想のもとは、日本の高尾山やアメリカのロングトレイル沿線にあるブルワリーのスタイル。日本の高尾山では気軽に行くことが出来る山として多くの方々が訪れ、歩き終えた後、山の麓のブルワリーでビールを楽しむ文化が根付き始めていたり、アメリカのロングトレイル沿線ではブルワリーが多い街もあり、ロングトレイルを歩くハイカーの方々が気軽に立ち寄り、歩きはじめや歩き終わりにビールを楽しむ文化が浸透しているのだとか。そうした地域の自然や文化、生活に根付いていくボトルシップ(クラフトビールの専門店)を目指したいという想いが根底にあると海老名さんは語ってくれました。

店内ではノンアルコールビールやジュースも販売され店内の角打ちスペースでいただくことが出来る
ナッツなどの販売も行われている。お酒のお供に

店内に陳列されているクラフトビールやアウトドアギアについて、ああいったブランドはないの?こういったブランドはないの?と聞かれていることもあるそうですが、お客様の声をいただくことで新しい発見があって、更にお店が楽しくなっていくからそうした意見はありがたいという海老名さん。

店主の海老名勝文さん

これからまだまだ変化をしていく、この先が楽しみなお店です!

クラフトビール&アウトドアギアセレクトショップ Sanka
住所:〒020-0816 岩手県盛岡市中野1丁目17−7 グリフィンビル 1階
Instagram:https://www.instagram.com/sanka_iwate/
STORES:https://roadrunnerjoint001.stores.jp/

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この記事を書いた人

マーシー マーシー TOLM編集部

”東北のアウトドアの魅力を発信したい!”とノリと勢いだけでTOLM(東北アウトドアライフスタイルマガジン)を立ち上げた張本人。
広大な東北の地でアウトドアな生活を行っている人達に出会いに行くべく、日々車を走らせている。

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