ブランド立ち上げ数年で170点以上の製品を展開。楽しいを形にするPhoenixrise(フェニックスライズ)の魅力

2020年に青森県五戸町で立ち上がったアウトドアブランドPhoenixrise(フェニックスライズ)は2023年4月現在に至るまでに170点以上もの製品を生み出している新進気鋭のブランド。今回はその製品が展示&販売されているPhoenixriseショップを伺った様子を交えながらブランドのご紹介します。

目次

フェニックスライズ製品の確かな品質

フェニックスライズの母体となるのは自動車関連など様々な分野の金型製作や部品製造を行う株式会社サンライズエンジニアリング。これまでに培ってきた技術を生かしたアウトドア製品はその質の高さから多くのファンを生んでいます。

フェニックスライズの人気焚き火台、OverDriveシリーズ等

手で触れて感じる製品への信頼感

フェニックスライズの製品は工業製品としての機能美が目で見て伝わってきます。また、製品に触れてみると手触り、質感でその製品のクオリティーの高さを更に感じるとともに、どんな時にも頼りになる相棒になってくれそうな信頼感を感じました。

フェニックスライズの製品の根幹には、ブランドの生みの親、サンライズエンジニアリングの赤坂社長がこういったものがあったら楽しいと思うものを流行りに流されずに作り続けていきたいという気持ちがあるそう。日々の生活の中で思いつくアイディアを書き溜め、形にしていくことでいつの間にか170点以上もの製品が造られていました。

レコード盤と同じサイズ感のミニテーブル、TAKIBI RECORDS

ブランドファンの声を生かした製品づくり

薪スタンド、ダブルデッカちゃん

フェニックスライズでは自社内でアイディアを出して製造するだけではなく、製品を使用するユーザーからのこういうものが欲しいなどの要望を受けて、自社の方向性と合致するものを製品として開発・販売しているものもあります。そのうちの一つがダブルデッカちゃん。折りたたみ可能な薪スタンドで30センチ以上の薪を約10キロ搭載可能です。折りたたみ時には約270×42×24(mm)のコンパクトサイズなので置き場にも困りません。

ダブルデッカちゃんを展開した様子。収納時から展開まで数十秒あれば十分

ユーザーの声を受けて製造されたもう一例が下記画像のクロスロードという製品。特徴は何と言っても、鉄板の裏に溝を施すことによってカセットコンロ上から鉄板がズレないこと。筆者も実際に触らせていただきましたが、力を入れて横にずらそうとしてもがっしりと動かない感じでした。付属の蓋を使えば焼き料理だけではなく、蒸し料理にも使えるので、鉄板料理の際に重宝しそうです。クロスロードはIwataniの「タフまる」の五徳形状にジャストフィットする形になっているので、タフまるシリーズお持ちの方、要チェックです。

クロスロードJr.とクロスロード

様々な企業とのコラボ製品も色々

フェニックスライズでは他社企業とのコラボも積極的に行っています。他では中々お目にかかれない、遊び心溢れるものもあるので、ぜひ確認してみてください。

青森県内の企業2社とコラボした畳テーブル
カメラケースなどの製造で革製品を取り扱う企業とコラボした飯盒ケース
月刊ムーとコラボした製品

2023年3月に発表された新製品

2023年3月に発表された新製品の展示

フェニックスライズでは2023年3月に新製品を複数発表しています。遊び心満載の製品や尖った製品があったりと面白いので、ここでいくつかご紹介します。

DIY脚(小)Lock

DIY脚Lock。自身の好みの板材にねじ止めして使うことで自分だけのオリジナルテーブルをDIY可能。ロック機能があることによって、脚が閉じた状態の時も勝手に開かず、脚を広げた時も必要以上には開かないようになっています。

S.W.S(シャイニング・ウィザード・スターター)

S.W.S(シャイニング・ウィザード・スターター)。火付けのお供、ファイヤースターター。一般的なファイヤースターターよりも火花の量が多く出るよう造られており、一発着火もしやすい仕様になっています。

一発で着火可能な火花の量が出る

実際に火花を出してもらった様子が上の画像。かなりの火花が出ています。

納得出来たものしか世に出さない、こだわりの品を楽しんで欲しい

画像左 フェニックスライズの生みの親、株式会社サンライズエンジニアリング赤坂社長

フェニックスライズでは、何度も試作を重ねて本当に納得のいった物しか商品として世の中に出さないそうです。そのため、中には30回以上の試作を経てようやく日の目を浴びることが出来た製品もあるとのこと。

だからこそ商品として世に出たものは職人がこだわり抜いて造られた一品に仕上がっています。

赤坂社長との話から何度もフレーズとして出てきたのが「楽しむ」というものでした。その「楽しむ」という心が反映された製品は実際に目で見て手で触れて触ってみることで実感出来ると思いますので、興味を持った方はフェニックスライズの公式HPや公式youtubeチャンネルの他、公式SNSでイベント出店情報などを確認してみるのもオススメです。

また、2023年9月30日(土)には青森県三戸郡新郷村、間木ノ平グリーンパークにてフェニックスキャンプという、フェニックスライズが主催となった、出店ありサウナありライブあり抽選会あり、キャンプも可能というスペシャルイベントも開催されますので、タイミング合う方はぜひイベント覗いてみてはいかがでしょうか。

フェニックスキャンプ2022の様子

詳細情報

Phoenixrise(フェニックスライズ
住所:青森県三戸郡五戸町豊間内字狐沢30-48
TEL:0178-32-6622
WEB:https://phoenixrise.camp/
製品販売ページ:https://www.phoenixrise.shop/
Twitter:https://twitter.com/phoenix_Aomori
Facebook:https://www.facebook.com/phoenixriseAomori
Instagram:https://www.instagram.com/phoenixriseaomori/
YouTube:https://www.youtube.com/channel/UCQfUpM_2W3qlUTQIuavrHcg
※記事情報については取材当時のものとなります。現在の情報と異なる場合がありますので、予めご了承願います。

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この記事を書いた人

マーシー マーシー TOLM編集部

”東北のアウトドアの魅力を発信したい!”とノリと勢いだけでTOLM(東北アウトドアライフスタイルマガジン)を立ち上げた張本人。
広大な東北の地でアウトドアな生活を行っている人達に出会いに行くべく、日々車を走らせている。

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