大人も子どもも夢中になる体験型木育施設「花巻おもちゃ美術館」

子どものころ、皆さんはおもちゃ遊びをしたことはありますか?多くの人がこんなおもちゃで遊んでいたなという思い出があるのではないでしょうか。今回は岩手県花巻市でおもちゃを楽しみながら木育体験が出来る「花巻おもちゃ美術館」をご紹介します。

花巻おもちゃ美術館ってどんなところ?

花巻おもちゃ美術館は子どもから大人まで楽しめる木育体験型ミュージアムで、2020年にオープンした新しい施設です。場所は花巻市の中心街にあるマルカンビルの2階。同じビルの6階には岩手県内で有名な食堂、マルカンビル大食堂があります。

花巻おもちゃ美術館のこだわりは館内空間全てに岩手県産木材を使用していること。そのこだわりには花巻おもちゃ美術館の運営会社である小友木材店が、岩手の木材の良さや職人の手仕事の魅力を伝えたいという想いが込められていると副館長の高橋佳苗さんはいいます。

花巻市にあるマルカンビル

花巻おもちゃ美術館が出来たきっかけ

花巻おもちゃ美術館を運営する小友木材店は創業110年以上を誇る花巻市の木材店。会社の信念として「関係する全ての方々を幸せにする事」を掲げる会社です。

そんな小友木材店がおもちゃ美術館を運営することになったきっかけは、小友木材店の社長、小友康広氏が所属する岩手県木材青壮年協議会の活動で東京おもちゃ美術館を知ったことからでした。

おもちゃ美術館を訪れる人の多さや、訪れた人々が楽しげに過ごす姿に衝撃を受け、他地域にあったおもちゃ美術館も個人的に訪問するなどして、花巻市におもちゃ美術館を建ててみたいという思いが募っていったそうです。

花巻市ではその当時、マルカン百貨店が一時の閉店からマルカンビル大食堂として復活を果たした時期でもあり、大食堂がある6階以外のスペースが空いていたこと、そしてビルの運営について小友社長が関わっていたことから、事前におもちゃイベントを開くなどニーズを調査した上で、花巻おもちゃ美術館がマルカンビルの2階に入る事となりました。

花巻おもちゃ美術館入り口

1日遊べる花巻おもちゃ美術館のブースを紹介!

花巻おもちゃ美術館は10個のブースに分かれていて、それぞれ異なったテーマが設定されています。今回はその中からいくつかのブースをご紹介!

おもちゃのもり

おもちゃ美術館の受付からすぐ先に見えるのが、おもちゃのもり。木製野菜の収穫体験が出来たり、焚き火ごっこが出来るかまどなどがあります。

精巧につくられたぶどうがおもちゃのもりで実っている。近くに置かれたかごを持って収穫してみよう
野菜を収穫出来る場所は段々畑になっている。大根以外にも、様々な野菜が収穫できる
木製のかまど。側に置かれた薪を入れて焚き火ごっこも

グッド・トイのもり

おもちゃのもりの隣には、グッド・トイのもりがあります。グッド・トイとは全国のおもちゃコンサルタントが世界中のおもちゃから選び、認定したおもちゃのことで、ここ花巻おもちゃ美術館ではただ眺めるだけではなく、実際に遊ぶことも出来ます。

グッド・トイのもり。様々なおもちゃが並んでおり、大人も子どもも遊び始めたら止まらない
木製のベンチの上にも色々なおもちゃが置かれている
ヒノキでつくられたおもちゃ「kan pon pon」

ゲームのもり

グッド・トイのもりの奥にはゲームのもりがあります。主にボードゲームが展示されているコーナーで、ここでしか楽しめない、わんこそばオセロもあります。

等身大のわんこそばの器でオセロを楽しめる
選りすぐりのボードゲームが陳列されている

マルカンビル大食堂のもり

おもちゃのもりの横にはマルカンビル大食堂のもりがあります。ここではマルカンビル大食堂の人気メニューを模した木製品が多数取り揃えられています。

マルカンビル大食堂を模したエリア。大食堂の人気メニューが再現されている
マルカンビル大食堂名物10段ソフトクリーム。ここでは更に積み上げて20段以上のソフトクリームにするのも夢じゃない!?
ダイニングブースの隣にはキッチンブースも完備。調理を楽しもう!
美味しそうな食材も再現されている

ひっつきむしのもり

おもちゃのもりを奥に抜けると、次に現れるのはひっつきむしのもり。ここは、岩手県北部にある平庭高原をテーマにした場所です。平庭高原は約30万本ともいわれる白樺が林立する高原で日本一の白樺美林とも呼ばれています。

花巻おもちゃ美術館の白樺林は自然の循環が表現され、朽ちていく木や、きのこが生える木があったり、ひっつきむしが暮らす小さな穴が木々につけられていたりします。

岩手県平庭高原にある白樺の森をイメージしたスペース
スペース内にある専用の道具を使って白樺に隠れているひっつきむしを探してみよう
ひっつきむしのもりにはきのこも生えている

温泉街のもり

ひっつきむしのもりを更に進んでいくと現れるのは温泉街のもり。岩手県花巻市の温泉街をイメージしたスペースで、昔懐かしい遊びのこま、けん玉、つみきが楽しめたり、仕掛けが面白いスマートボールが楽しめます。

コマ遊びが出来るスペース
色とりどりのけん玉がずらりと並ぶ
日本の鉄道を手のひらサイズの木製おもちゃにしたmokuTRAINが楽しめる
壮大な仕掛けのスマートボール

秘湯のもり

温泉街のもりを抜けると、今度は花巻市の温泉をイメージした秘湯のもりがあります。木製の温泉風呂になっているので、手や足を入れて、いつまでも触っていられるすべすべの木に癒やされましょう。

2箇所に温泉風呂が設置されている
木製のボールがこれでもかというくらいに敷き詰められている

のりもののもり

花巻おもちゃ美術館の一番奥のスペースにあるのが、のりもののもり。可愛らしい木製ののりもので遊ぶことが出来ます。

おもちゃ美術館の最奥にあるスペース。木製の滑り台が2台設置されている
スペースにある木製の乗り物。実際に乗って遊ぶことができる

赤ちゃん木育のもり

その他、花巻おもちゃ美術館では2歳未満の赤ちゃんが楽しめる専用のスペース、赤ちゃん木育のもりがあります。
赤ちゃんの目を引くおもちゃがたくさんあるので、ぜひ立ち寄ってみてはいかが?

赤ちゃんも楽しめるおもちゃが色々と置かれている
木製ボールが敷き詰められたスペース

花巻おもちゃ美術館ではイベントも随時開催

花巻おもちゃ美術館では毎月、工作教室などのイベントも企画しています。月によってイベント内容も異なっているので、気になる方は花巻おもちゃ美術館のホームページをチェック!

花巻おもちゃ美術館を盛り上げる、おもちゃ学芸員

これまでご紹介してきたとおり、花巻おもちゃ美術館では多種多様なおもちゃがあります。そのおもちゃを知り尽くしているのがおもちゃ学芸員の皆さん。

花巻おもちゃ美術館では2021年5月現在、約100名の方が学芸員として登録しており、来館者のおもちゃ遊びをサポートしてくれます。気になったおもちゃがあるけれど遊び方がわからないという方は、赤いエプロンをかけた学芸員の皆さんに遠慮なく遊び方を教えてもらいましょう。花巻おもちゃ美術館がより楽しめますよ!

また、おもちゃのことをもっと深く知ってみたい方や、おもちゃの良さを色々な方に伝えたい方は、おもちゃ学芸員になることも出来ます。花巻おもちゃ美術館では定期的におもちゃ学芸員の募集を行っているので、気になる方は応募してみてはいかがでしょうか。

おもちゃ学芸員の方々が遊びをサポートしてくれる(写真提供:花巻おもちゃ美術館)
20代から70代までの様々な方々がおもちゃ学芸員に登録している(写真提供:花巻おもちゃ美術館

花巻おもちゃ美術館の詳細情報

【所在地】〒025-0087 岩手県花巻市上町6−2
【電話番号】080-9257-7987
【開館時間】10:00~16:00(最終入館は15:30まで)
※当日のチケットで再入場可
【休館日】毎週水曜日・年末年始
【入館料】
おとな(中学生以上)   :800円
こども(1歳~小学生以下):600円
1歳未満          :無料
障がい者手帳をお持ちの方 :無料
団体(15名以上)     :通常料金より100円引き
おとな平日半年パスポート :2,400円
子ども平日半年パスポート :1,800円
【WEBサイト】https://www.hanamaki-toymuseum.com/

​【駐車場】
駐車場台数 200台
駐車料金  30分100円
※マルカンビル1,000円利用で100円のサービス券発行。最大400円分まで

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この記事を書いた人

マーシー マーシー TOLM編集部

”東北のアウトドアの魅力を発信したい!”とノリと勢いだけでTOLM(東北アウトドアライフスタイルマガジン)を立ち上げた張本人。
広大な東北の地でアウトドアな生活を行っている人達に出会いに行くべく、日々車を走らせている。

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