岩手県と秋田県の県境。その岩手県側。標高850メートルの位置にあるのが国見温泉だ。十和田八幡平国立公園内にあるこの温泉地は、周囲を森に囲まれ、秋田・駒ケ岳の岩手県側の登り口にもなっている。
国見温泉は現在、石塚旅館、森山荘の2館が営業を行っているが今回訪れたのは森山荘。
この旅館の佇まいや雰囲気がまるで昭和の時代にタイムスリップしたかのようなノスタルジックを味合わせてくれた。
建物の入り口には駒ケ岳から湧き出る、天然の水で冷やされた飲み物がキンキンに冷やされている。その光景だけで個人的にはエモい。
建物の外観や外の雰囲気でも十分にノスタルジックを楽しめるのだが、建物の中は、さらにその感覚を味わうことができる。
下の写真は森山荘の食堂で撮影したものだが、食堂の様子はThe 昭和といった感じではないだろうか?
実際に筆者も食堂のメニューにあった、ざるそばをいただいたのだが、容器も昔ながらのガラス製の器にめんつゆが入っているなど、徹底したレトロ感でレトロ好きの筆者の好感度は更に上昇。
筆者のレトロ好きの琴線に徹底的に触れてくる感じ、最高だ。
さて、森山荘の古き良き雰囲気をお伝えしてきたが、一番のメインである、全国でも珍しいエメラルドグリーン色の湯も紹介したい。
このお風呂は入浴してみると体がじんわりと温かくなり、風呂から出た後もずっとポカポカと暖かさが残るお湯で、秋田・駒ケ岳を登った後に疲れを癒すのにgood!
ちなみに、森山荘の温泉に入る場合は、貴重品がある場合は受付窓口で預かってくれるので、必要であれば利用した方が吉。(脱衣所には貴重品ロッカーがありません)
なお、温泉は内風呂と露天風呂があるが、時間帯によっては女性専用の時間帯があるため、利用の場合は受付で時間を要確認のこと。
エメラルドグリーンの色は綺麗なので、その良さはぜひ実際に訪れてみて体験してほしい。
この森山荘、食堂や温泉の日帰り利用も可能だが、もちろん宿泊も可能。
宿泊の場合は、旅館部と自炊部の選択が出来るので、それぞれの目的に合わせ利用されたし。
ちなみに筆者も森山荘の旅館部に宿泊してみたので、宿泊時の様子を写真で一部掲載したい。
この森山荘、登山の疲れを癒すのもよし、湯治として訪れるのもよし、渓流釣りの定宿とするのもよしの場所だと感じた。
個人的にはふらりと入浴目的だけで訪れても癒される場所だと思う。
携帯の電波はつながりずらいので、その点には注意が必要。
以上、森山荘の紹介でした!
森山荘
〒020-0582
岩手県岩手郡雫石町橋場 国見温泉
HP:https://morisansou.com
X:https://x.com/morisansou?t=-Z3gEEnc8N-AvW39Aqtlww&s=09