
自然の中で過ごす休日、ちょっと気になるけれど、いきなり山登りはまだ早いかも。
子どもが楽しめるかもわからないし、どう始めたらいいんだろう——。
そんな親子にぴったりの場所が、宮城県利府町の「宮城県民の森」です。
森の中に広がるフィールドアスレチックは、自然とふれあいながら、親子で「夢中になれる時間」をくれる場所でした。
自然の中で、ただのんびり。芝生でピクニック気分を

ただ自然の中で、ぼんやりしたい。
お弁当を広げて、風を感じながら、ゆっくり過ごす時間も、森での楽しみ方のひとつです。
そんな時は、宮城県民の森・中央記念館のそばに広がる芝生の広場へ。
木々に囲まれた開けた空間は、シートを敷いてピクニックするのにぴったり。
寝転んで空を見上げたり、子どもと一緒に軽く遊んだり、思い思いの時間が流れます。
椅子でのんびり過ごしたい方には、近くに東屋もあるので安心。
日差しを避けて、読書やコーヒータイムにもおすすめのスポットです。
椅子でのんびり過ごしたい方には、近くに東屋もあるので安心。
日差しを避けて、読書やコーヒータイムにもおすすめのスポットです。

もう少し散策気分を味わいたい方は、芝生の広場から歩いてすぐの野外音楽堂へ足を運んでみては?
森に囲まれた静かな空間に、石造りのモニュメントがそびえ立つ姿は、どこか神秘的。
ちょっと不思議な、印象に残る場所です。

アクティブに遊びたい方にはフィールドアスレチックにチャレンジ!

芝生広場をスタート地点に、森の中をぐるりと巡るフィールドアスレチックコースが整備されています。
しかも、その数はかなりのボリューム。木々に囲まれた中を進んでいくと、まるで冒険に出たような気分に。
自然の中で、体をしっかり動かしたい方にはぴったりのコースです。



ただし、コースは自然の傾斜をそのまま活かしているため、登ったり降りたりの動きが多め。
総延長はおよそ2,000メートルあり、思っている以上に運動量があります。
特に夏場は汗をかきやすいので、飲み物は必ず持参を。また、途中にトイレがないので、事前に済ませておくのがおすすめです。
そしてもうひとつ、自然のフィールドであることを忘れずに。クマなどの野生動物と遭遇しないためにも、熊鈴や音の出るものを身につけておくと安心です。



そして、フィールドアスレチックの終盤にはウイニングシューターの名称がつけられた長い滑り台が。
長い滑り台で傾斜もあり、スピードに注意。スタート場所に注意事項が書いてあるので、必ずご確認を。


広大な県民の森はまだまだ楽しめる
今回は、宮城県民の森の中央記念館付近で楽しめるフィールドアスレチックなどをご紹介しましたが、下記の写真を見ていただければ一目瞭然。ご紹介したのは県民の森のほんの一部区間です。

また、宮城県県民の森では、様々なイベントも開催されているので、そのイベントに合わせて来訪するのもおすすめです。
それでは、また東北のどこかで。自然と人と、いい時間を。