盛岡市動物公園で開催されたIWAYAMA HELLO FESTIVAL体験レポート

2023年4月にリニューアルオープンした盛岡市動物公園

2023年6月10日~6月11日に開催されたIWAYAMA HELLO FESTIVAL。筆者、リニューアルされた盛岡市動物公園に行ったことがなかったので、これ幸いとばかりにアクティビティブースやワークショップブース、飲食ブース、アウトドアブランドブースが楽しめるIWAYAMA HELLO FESTIVALのイベントレポートを兼ねて行って参りました。

筆者が訪れたのは6月11日の日曜日。到着したときには既に多くの方がチケットを求めて並んでいる様子で、筆者もその列に並びます。

そう、今回のIWAYAMA HELLO FESTIVALは園内の入場チケットを購入すれば無料で体験できちゃうイベントなのです。※一部飲食ブースについては無料で見学可能なモンキーコートに併設されて設置されていたため、そちらは無料で体験することが出来ました。

チケット購入の列が既に出来ていた

盛岡市動物公園ZOOMOの園内は周遊が出来るようになっていて、5つのエリアに分かれています。それぞれ里山エリア、サバンナエリア、草原エリア、牧場エリア、ビクトリアエリアといった名称が付けられ、そのエリア毎に様々な動物たちを見ることが出来ました。

イベントはアクティビティブースやワークショップブース、飲食ブース、アウトドアブランドブースが各エリアに出店されていたため、動物園を周遊しながら楽しめるようになっていましたよ~。

園内に入場してまず出会ったのが里山エリアで行われていたツリークライミングの体験。指導員の方にサポートしてもらいながら、ロープを使って子どもたちが楽しそうに登っていました。

次に訪れたのが牧場エリア。ピクニックにぴったりな広いスペース(PICNIC FIELD)というスペースらしいです)にアウトドアブランドの出店やワークショップスペースが設置されていました。

本部テント付近の様子。写真中央の看板は日本フィールド環境保全協会の活動を周知しているもの

まずはPICNIC FIELDに設置された本部テントへ。

イベント限定のデザインも凝っている

本部テントにはイベント限定の珈琲バッグなどが販売されていました。

次に目を引いたのがしゃぼん玉体験。どんな内容なのだろうと思ってみていると、どうやら通常のしゃぼん玉遊びではなく、大型のしゃぼん玉を作って遊ぶ体験の様子。出店されていたのは秋田県から出店されたITONAMIさん。普段は無農薬野菜を作ることをメインにされているそうですが、アウトドアやキャンプ関連のイベントに子どもたちが楽しめる体験が少なく、子どもたちも楽しめる体験を提供したいとのことで、こうしたイベント時にはしゃぼん玉体験屋として出店しているそう。その思いの通り、多くの子どもたちが楽しそうに巨大なしゃぼん玉づくりに熱中していました。

次に覗いてみたのがスラックラインブース。体験用に何本もラインが張られていました。休憩をはさみながら1日遊び放題で体験出来るのが良い感じ。

500円で1日遊び放題

その他、ウルシ染め体験ブースもありました。ウルシ染めで染められた布の色合いが個人的に好きです。

風に揺れるウルシ染めされた布
ウルシ染めキットも販売されていました

神奈川県のレザーブランドHABIT LEATHERさんでは、レザーの販売だけではなく、今回のイベント用に革を使ったワークショップ体験も出来ました。

今回のイベント用の体験キット。様々な動物の形が用意されていた

体験用のキットは革を少し水に濡らして柔らかくなったところをどうぶつの形に整形していったり、体験者独自の色付けも出来るそう。

画像左下。体験キット
レザーの動物たちを触るとその肌触りがとてもなめらかでいつまでも触っていたくなる

せっかくなのでHABIT LEATHERさんの販売品も少しご紹介。キノコの女王と呼ばれる「キヌガサタケ」をモチーフにしたキヌガサシェード。レザーシェードかっこいい・・・。

キャンプ用LEDミニランタンを入れた様子

他、様々なアウトドア・クラフトブランドが出店されていたので、少しずつご紹介します。

射的用の可愛い的、MATOROBO

栃木県鹿沼市の木工団地内で、レーザー加工機を使ったオリジナル雑貨を製造販売されているSOUL LABOさん。

手で握りやすいカップ

可愛らしいデザインのものから日常的に使用が可能なコップまでありました。

東京・八王子に工房兼事務所を構え、キャンプ用品の企画・開発を行うMAAGZ (マーグズ)さん。焚き火関連商品からテーブルウェア、衣類等、様々な商品が展示されていましたが、中でも筆者が気になったのは・・・

うんちの着火剤!!Σ(゚∀゚ノ)ノ

ネーミングそのまま。様々な草食動物の糞を主原料にした着火剤で、専用の窯の中で加熱処理した後、プレス機で高圧縮させペレット上に成形した商品とのこと。

どんな感じなのかと気になって仕方ありませんでした。

こちらは「豊かな人生は、豊かな休日から生まれる」をコンセプトに、使い勝手の良さ、高い耐久性、上質なデザインを追求するアウトドアブランド、YOKAさん。実際に見て、手で触れてみると、その触れ心地などがとても良く、手に馴染む感じが個人的に好み!

左、YOKA CAMPING KNIFE 右、YOKA SPICE CRUSHER
YOKA CUTTING BOARD
無添加万能調味料MARIE

岩手県内から出店されていた小沢商会さんでは、岩手県奥州市産のりんごを使用した万能調味料MARIE(マリエ)やライスクッカーSEN BAKEを展示・販売。

ライスクッカーSEN BAKEを1枚試食させていただけることに。火で炙って特製のタレをつけて、ぱくり。パリッとした食感とタレの味が絶妙!先程ご紹介した万能調味料MARIEを一振りしても美味しいとのことで、ふりかけてみるとこれもまた美味しい。キャンプに持って行って楽しみながらいただくのもオツな感じになりそう。

SEN BAKEを1枚試食。火で少し炙ってタレを付けるとテリが食欲をそそる

東北アウトドアライフスタイルマガジンでも何度かご紹介させていただいたEFRICAさんも出店されていました。EFRICAさんの記事はこちらで。

PICNIC FIELDを後にし、小腹が空いたこともあってイベント出店の飲食を探すことに。

PICNICFIELDの隣のエリア、ビクトリアエリアに行ってみると、気になったお店がありました。

そのうちの一つ、なかほら牧場さんでソフトクリームを注文。自然放牧で育てられた乳牛の牛乳から作られたソフトクリームは自然な味わいでかつ味も濃厚♪歩いた体に染み入ります。

次はいわて門崎丑の牛串焼きをいただきました。これもまたうまい。

まだまだ食欲が収まらず園内を一通り見ながら、モンキーコートに出店されていた飲食店ブースへ移動。気になったので、あれを注文してみました。

それが、MOMIJIさんで提供していた大槌鹿の串カツ。ジビエとして活用されることも多くなった鹿ですが、串カツで食べたことがなかったので、気になったのです。

塩麹仕立てになった串カツにはしっかりと味がついていて、肉の硬さもまったくありません。

程よくお腹も膨れてきたところで、最後は志たあめやさんのたぬきケーキをお土産に購入。

動物園でのイベントに合わせてサルケーキも作られていたそうで、何とも可愛らしい。

たぬきケーキもそうですが、食べるのがもったいなく感じてしまいます。

写真上、たぬきケーキ、下サルケーキ

気づけば長時間滞在していたIWAYAMA HELLO FESTIVAL。イベントに参加してみて思ったのが、動物園とアウトドア・キャンプイベントは結構相性が良いということ。

動物園を見て回りながら、歩き疲れたらちょっと足を止めて色んな出店を見て、そこでも楽しめる。

今回は参加出来ませんでしたが、IWAYAMA HELLO FESTIVALでは動物園内でのキャンプも行ったそうで、まだまだ色々な可能性もありそう。

次回、イベントも楽しみです♪

ということで、IWAYAMA HELLO FESTIVALのイベントの一部様子をご紹介させていただきました!

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この記事を書いた人

マーシー マーシー TOLM編集部

”東北のアウトドアの魅力を発信したい!”とノリと勢いだけでTOLM(東北アウトドアライフスタイルマガジン)を立ち上げた張本人。
広大な東北の地でアウトドアな生活を行っている人達に出会いに行くべく、日々車を走らせている。

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