キャンプ以外にも様々な泊まり方が出来る!ふれあいらんど岩泉

ふれあいらんど岩泉は、岩手県沿岸中部に位置する岩泉町の内陸側に位置する施設。キャンプ場に留まらず、寝台特急として活躍したブルートレインを宿泊施設にするなど面白い試みを行っている場所です。今回は、この施設を取材してきました。

オートキャンプ場は34区画

ふれあいらんど岩泉のオートサイトはデイキャンプ、宿泊に対応した全34区画。区画は様々なニーズに対応し、一般サイトが29区画(1区画100㎡)、キャンピングカーサイトが3区画(1区画149㎡)、トレーラーサイトが2区画(1区画160㎡)となっています。全ての区画にAC100V(15A)電源、駐車スペース(各区画1台)が設置されている他、区画ごとに垣根などが植えられ、程よくプライベート空間も確保されている作りです。

オートキャンプ場案内図。場内を車で移動する場合は時計回りに

ふれあいランド岩泉では手ぶらでキャンプ・BBQもおすすめ

ふれあいらんど岩泉では1日3組限定でキャンプに必要な道具が揃ったプランを利用することも出来ます。(4月1日~6月30日、9月1日~10月31日の間のみ)また、その他岩泉地区のブランド牛である短角牛などを食べることが出来るBBQセットも注文することも出来る(3日前までに予約が必要)ので、キャンプの準備や片付けを簡素化したい方やご当地食材を堪能したい方におススメです。

キャンプサイトを利用する上での注意点

ふれあいらんど岩泉ではキャンプサイト利用に当たっていくつかの注意点があります。事前に確認を。

【注意点】
■直火の禁止
■ペット同伴の禁止
■カラオケの禁止
■発電機使用の禁止

サニタリーハウスは設備が充実

オートキャンプ場エリア内にはキャンプライフを補助するサニタリーハウスがあります。色々な設備があるので一つずつご紹介。

炊事場
コインガス。1回につき10分100円
シャワールーム。初回10分200円。以降5分毎に100円
コインランドリー。洗濯機30分毎100円。乾燥機20分毎100円
トイレ。綺麗に清掃されている

遊具がたくさんで子供連れの方も楽しめる、子供の丘

オートキャンプ場近くの子供の丘には、ソリで滑れる人工ゲレンデや遊具施設があります。

人工ゲレンデと遊具の様子
備え付けられているソリで人工ゲレンデを滑り降りる

コテージ村ではコテージだけではなくトレーラーハウスにも宿泊できる

ふれあいらんど岩泉ではコテージ等の宿泊施設も充実しています。コテージは5棟(6人用2棟、10人用3棟)あり、大人数での宿泊にも対応しています。また、中々キャンプ場ではお目にかかれないトレーラーハウスでの宿泊も可能で、こちらは3棟(4人用)あります。コテージ、トレーラーハウスともにテレビ、エアコン、風呂、トイレ、冷蔵庫、電子レンジ、クッキングヒーター、食器類、消火器といった設備が一通り揃っているので気軽に利用することが可能です。

10人用コテージの様子
テラスの様子
滞在に必要な用具が一通り揃っている
寝室の様子

寝台列車での宿泊、ブルートレイン

かつて大阪から青森までの区間を走っていた寝台列車ブルートレイン。その内の1両をふれあいらんど岩泉では宿泊施設として使用しています。

ルートレインは1名からの宿泊が可能で、まるまる1車両を貸し切ることも出来ます。

なお、ブルートレイン車両内では原則飲食禁止となっているので、食事をする際はセンターハウス内の休憩室等を主に利用することになります。

ブルートレイン
ブルートレイン側面
ブルートレイン車両内の様子(一部)
ブルートレインの横にある広場。コンクリートの場所でBBQが楽しめる
ブルートレイン宿泊者専用シャワー室(サニタリーハウス内)

ふれあいらんど岩泉周辺のお店情報

ふれあいらんど岩泉の側にはホームセンターや道の駅がありますが、スーパー等は付近にはありません。一番近くでも岩泉町役場方面まで移動が必要になるので、食料品等は予め準備が必要です。

まとめ

ふれあいらんど岩泉はオートキャンプ場やコテージ、トレーラーハウス等、宿泊設備が充実しており、人数や用途によって様々な使い方が出来るのが魅力です。
それぞれに違った魅力があるので、一度だけではなく何度も楽しめる施設です。

施設情報

■施設名:ふれあいらんど岩泉
■住所:〒027-0502 岩手県下閉伊郡岩泉町茂字大向
■予約先・問い合わせ先:ふれあいらんど岩泉(TEL:0194-22-5211)※予約はWEBサイト予約フォームでも受付
■WEBサイト:http://www.fureailand-iwaizumi.jp/
■事前予約:必要
■サイト利用料金:一般サイト(日帰り1区画2,080円/宿泊1区画4,180円)、キャンピングカーサイト(日帰り1区画3,130円/宿泊1区画6,280円)、トレーラーサイト(日帰り1区画3,350円/宿泊1区画6,700円)、その他コテージ、トレーラーハウス、ブルートレイン利用料金はWEBサイト確認のこと
■各サイト区画の駐車スペース:車1台分
■ペット同伴:不可
■有料施設:サニタリーハウス内設備(コインガス、コイン給湯器、コインシャワー)
■キャンプ用品レンタルの有無:有(レンタル用品の種類や料金はWEBサイト確認のこと)
■開所期間:オートキャンプ場(4月~10月まで)、ブルートレイン(4月~11月まで)、コテージ・トレーラーハウス(通年)

※記事情報については取材当時のものとなります。現在の情報と異なる場合がありますので、予めご了承願います。

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この記事を書いた人

マーシー マーシー TOLM編集部

”東北のアウトドアの魅力を発信したい!”とノリと勢いだけでTOLM(東北アウトドアライフスタイルマガジン)を立ち上げた張本人。
広大な東北の地でアウトドアな生活を行っている人達に出会いに行くべく、日々車を走らせている。

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